モラロジーとは

モラロジーとは、道徳科学の意で、モラル(道徳)とロジー(学問)からなる学術名称です。法学博士・廣池千九郎が大正15(1926)年に著した『新科学モラロジーを確立するための最初の試みとしての道徳科学の論文』(道徳実行の効果を科学的に証明し、世界における諸聖人の実行した道徳の性質およびその効果を説明した学術書)を基に、あまねく道徳およびこれに関係する諸科学の原理を探究し、道徳が人類の幸福や世界の平和を実現する基礎であることを科学的・学問的に証明していく総合人間学です。
エチケットやマナーなど、習慣や慣習として発達してきた倫理道徳とともに、世界の諸聖人の高い道徳精神を学び実践することが、個人の道徳性や品性を向上させ、人類の幸福や世界の平和を実現する基礎であることを明らかにしたものです。

モラロジー教育では「3つの心」を育てます。

・感謝の心
大自然の恵み、また家庭や国の恩恵などに対する感謝の心は、自分の命はもちろん、あらゆる命を大切にする尊厳性をはぐくみます。そして恩返しをしたり社会や世界に貢献していく勇気を育てます。
・思いやりの心
相手の立場に立って考えることのできる思いやりの心は、人の喜びや悲しみ・痛みへの共感性をはぐくみます。そして自分を反省したり、相手を許す謙虚さや周囲に奉仕する深いやさしさを育てます。
・自立の心
夢や志に向かって、主体性を持って生きようとする自立の心は、家庭人、社会人、また国民としての責任感や使命感をはぐぐみます。そして地域や国際社会に目を向けていくたくましさを育てます。

小笠榛原モラロジー事務所
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